社会福祉法人 茶屋の園 特別養護老人ホーム「たちばなの園白糸台」


サットイレ導入背景と導入後の良い変化
●導入背景
当園では、できるだけトイレで排泄していただくことを大切にしており、 生活のリズムや自立支援につながる取り組みとして続けてきました。
居室や浴室では介護リフトを導入しており、 職員の負担軽減や安全確保に役立っています。 ただ、トイレだけは既存のリフトが使えないという課題が残っていました。
特に、 足に力が入りにくく、立位が不安定ではあるものの、便座に座ると排便が得られるため、できればトイレで排泄したい というご利用者の誘導には、どうしても2名介助が必要でした。
そのため、
- 職員の腰への負担が大きい
- 人員がそろわない時間帯は誘導が難しい
- 排泄のタイミングがずれやすい
- 他業務への影響も出る。
こうした状況が続いていたことから、 「トイレでも使えるリフトがあれば、もっと安全に、もっと無理なく支援できるはず」 という思いで、サットイレの導入を検討しました。
●導入後の良い変化
サットイレを使い始めてから、現場ではいくつか嬉しい変化が見られています。
- 1名で誘導できる場面が増えた
立ち上がりや方向転換が安定し、これまで2名で行っていた誘導が、 1名でも安全にできるケースが増えました。夜勤帯や少人数配置の時間帯でも対応しやすくなり、 排泄介助の負担がぐっと軽くなっています。 - 女性職員でも誘導しやすくなった
現場からは、 「これまで抱えづらかったご利用者を、女性職員でも安全に誘導できるようになった」 という声が上がっています。抱え上げや体重支持の負担が減ったことで、 体格差や筋力差に左右されず、誰でも同じように介助しやすくなりました。 - 職員の身体的負担が軽くなった
前傾姿勢や抱え上げが減り、腰への負担が大きく軽減されました。 排泄介助が“力仕事”になりにくくなり、日々の疲労も抑えられています。 - 排泄のタイミングが整いやすくなった
トイレで排泄できる機会が増えたことで、 排泄リズムが整いやすくなり、生活全体の流れも安定してきました。




