社会福祉法人ふるさと会 特別養護老人ホーム 森の里高知 様

■当施設がサットイレを選択した理由

当施設では電動型、手動型の双方のスタンディングリフトを使用して排泄介助を行っていました。立位機能は十分あるが、認知機能の課題で立位をとって頂けない方や身体機能の低下をカバーする必要がある利用者様の自然な排泄に大変重宝していたのですが、構造上細かい調整や強めの密着が必要で、認知機能の問題により不安や恐怖が出やすい利用者様には使用できませんでした。やむなくそういう方にはベッド上でのパッド交換を行っていましたが、トイレでの排便をスタンディングリフトで行っている利用者様に比べて排便の質(量や回数)に大きい差が出てしまう事が多く、そのまま身体機能も低下してしまう事も多かったのです。なんとかそういう方の排泄環境の向上を図りたい、そう考えていたそんな時前傾姿勢を強くとる事で自然な排便を促し、身体を締め付けるような固定が少ないサットイレのお話を伺い導入しました。

■導入した結果

前述の認知機能の問題により不安や恐怖が出やすい利用者様の中で、特に体格が大きい方を中心にサットイレを使用しなければトイレでの排泄ができない方が多くおられます。排泄の質の向上はもちろん自然な肢位や、重心移動が行いやすく無理な力を利用者様にかける事が少なくなった事、ベッドでの排泄ケアの数も減ったことで、職員の腰痛が大きく減りました。副次的な効果ですが無理な肢位をとる事が少なくなった為、利用者様の関節の緊張緩和が図れた事もサットイレ導入で当施設が得られた大変うれしい結果であったと思います。

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curans0812